良いライターってどんなライターでしょう?
私もいまだに分からないままです。 そしてそんな偉そうなことは言えません。
ただ、一つ言えることは、作家のような名文が書けなくても、5年ほど継続してお仕事をいただいています。
ライターと編集、どちらもさせてもらっている立場から考えた「良いライターの要素」を書いてみます。
良いライターとは締切を守る人
当たり前と思うかもしれませんが、意外とこれが難しいのです。
締め切りを守るのは当たり前ですが、日々の行いによっては提出が多少遅れても快く延長してもらえることもあります。
それは「あの人はいつもちゃんとしてるよね」っていう印象を持ってもらっていること。
「あのライターさんが遅れるなんて珍しいな、連絡してみよう」と思われるぐらい日々の行動や連絡がしっかりしていること。
突発的なことが起こったら(間に合うかもしれなくても)すぐに連絡する。
とても大切です。
良いライターとは気が利く人
気が利くってなによ?って感じですよね。一部書いてみます。
メールのやり取りができる
メールのやり取りができるって意味わかりませんよね。あたりまえでしょ?って思いますよね。
- 最初に名乗る(広報担当者は何社からも連絡を受けるため)
- 巻末にメール署名をつける
- 「返信」でお返事する(お返事なのにメールタイトルを変更すると、何の話だったかわかりません)
- 取材の御礼をきちんとできる
- ビジネスタイムに送信する(気の知れた人や緊急は別です)
スマホでの連絡やチャットが広まって、メールのやり取りがちゃんとできる人が減っていると思います。
特に新規の営業をメールで送る場合、夜中に送られてきたら「この人大丈夫かな?いつも不規則な生活なのかな?」と思われます。
仕事のチャットの返信が早い
副業でライターをしていたり、取材や会議中ですぐに返信ができない場合は、なるべく早く「○時頃に返信します」と送れるといいですね。
特別な事情がない限り、できるだけすぐに返信するといいです。
不在の連絡を事前に教えてくれる
ライターは数社掛け持ちしている人も多いので、多忙な時期や不在の期間はあらかじめ教えてもらえると助かります。
平日に不在になることは全く問題はありません。伝えてもらえると助かるケースはよくあります。
これも相手への思いやりだなって思います。
ファイル名の付け方に気が利いてる
ファイル名(原稿データや請求書など)付け方はとても個性がでます。必要に応じてファイル名は内容がわかるものにしましょう。もちろん先方で指定がある場合は従います。
- 画像データは1,2,3…ではなく01,02,03…にする
- 請求書には必ず「年月」と「名前」を入れる
チャットで気が利いている
Googleドライブ内などデータにURLがある時は、必ずURLを書きます。
編集長やディレクターは多数のライターさんとやり取りします。何十人もフォルダーがある中で、自分のフォルダーを相手に探してもらうのは手間をかけていることになります。
クリックしたらすぐに目当てのファイルを見てもらえるように、URLを添付しましょう。
困ったら抱え込まずに助けを求められる
何か困ったことがあって解決できそうになければ、相談してくれるライターさんはありがたいです。
コミュニケーションがとれる人はいいですよね。
良いライターは相手を思いやれる人ではないかという考察
書いてみて、良いライターって結局は相手のことを思いやれる人なのだと思いました。
私も精進します。